yello-bole... kaywoodie... etc //vintage American pipe collection.
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Rocky Briar #1789ss
mushroom short stem saddle bit

微妙に前傾したボウルがなんとも可愛らしい、マッシュルームシェイプ。




RockyBriarは4digit期、及び一部2digit期まで作られていた低級グレードのようだ。

当時莫大な量のブライヤーストックがあったKBBだが、フローがあったものは
RockyBriarやYello-Boleなどの低級グレードの製品に回していたと思われる。


このblogでメインに扱うYello-Boleは、「フローあり、埋めあり」のセカンドであるが、
RockyBriarは「フローあり、埋めなし」のようで、大きな傷が目立つものが多い。

わかるかな?

写真中央部に大きな傷が見える。
これさえなければとても素敵なのに。そしてこれがあるから注目もされず、
中古価格も安い。


スタンプのアップ
1789ss
[KBBクローバー]
RockyBriar
REG.US.PAT.No,298978

4digit期の前2桁はフィニッシュ等を表してるそうだが、
どうもブライヤーの等級も併せて記載している気がする。

恐らく

1000番台-RockyBirarが最も等級が低く
2000番台-Yello-Bole standard、
3000番台-Yello-Bole imperial、
4000番台-Yello-Bole Carburetorと来て
5000番台-drinkless kaywoodie

と以後kaywoodieラインになる。

こう並べてみると当時の価格が分からないRockyBriar意外は数字が大きくなる程
価格が高くなり、フローの有無やグレインも数字が大きくなるにつれてよりクオリティの
高いものになっていく。
(carburetorシリーズの方が手がかかっているので数字も大きくなってるようだ)

これは1940年代に入り、高品質のブライヤーの入手が難しくなった時代に
シェイプナンバーが2digit表記になった事と多いに関係していると思う。
つまり1930年代のブライヤークオリティを維持出来なくなり、等級別に分けて
ブライヤーを管理する事が難しくなったので、止むなくシェイプナンバーのみの
2digit表記に移行したのではないか?と考えているのだが…。はてさて。


ちなみにmushroomシェイプは1936年のカタログには記載されていない。
30年代後半~40年代頃から登場したシェイプである。
ちょうど4digitから2digitに移行する直前に作られたものであろう。

結果論だが、ショートステム、サドルビットにした事で、モダンパイプのような
雰囲気となっている。1930年代からこんなシェイプが存在していた事は驚きであり
またコレクトする者としては悦びを感じる。

全長が短く、銜えて保持するにはストレスを感じないが
ボウルの口径が大きく底が浅いので、ショートスモーク用になってしまうのが惜しい。
それでも見て楽しめ、味でも楽しめる素晴らしい一本である。
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アメリカンパイプのご紹介。
次はmedicoでございます。ま、王道っちゃ王道だわな。


個人的に「アメリカンパイプ御三家」と思ってるメーカがありまして、
それぞれ
○Kaywoodie(DRINKLESS FILTERとスモーキングクオリティ)
○medico(ペーパーフィルター)
○DR.GRABOW(数多くのフィットメントとpre smoked/生産数No,1)
ってな感じで特徴がある訳です。あんまりにもざっくりですが。

特にmedicoを作ってたSM Frank社は、後年KB&Bを買収して60年代から現在にかけて
Yello-Boleブランドのパイプを作ってるところでもあります。(Kaywoodieは独立してるので別)

なのでどうしても避けて通れない、と思ってた訳です。
ロットもののパイプの中に入っておりまして手に入ったので紹介と。



胸に輝くMマーク←これじゃ星雲仮面マシンマンだよ。
ステムに輝くFマークはmedicoパイプの証。フィルター付きのFなんでしょうな。



ボウルのアップ。グレインなんかは綺麗です。
ラッカーフィニッシュらしくピカピカです。傷もなく状態もいい。





ステムを外したところ。
何だかニホンの気候がこのパイプにあわないらしくって、随分とステムが固く、はめたり
外したりするのに難儀しました。
こんな感じでフィルターがついてた模様です。フィルターは紙をくるくるっと巻いたのを
スポッと挿し込む感じ。意外と長い。

フィルターは使用感があったのでさすがに再利用は止めました…。





スタンプ部分のアップ
Frank(筆記体)
medico
REAL BRIAR

PAT.1967585
分からない特許番号はグーグル先生に訪ねると教えてくれるので特許の詳細はこんな。
現行SM FrankのHPにも書かれてるとおり1933年に取った特許らしいです。
パテントナンバーを入れるのが流行ったのって古い時代の事ですから、30~50年代位のモノ
なのかしら。他のパイプと同じ位だとすると1930年代のものだと思うんだけどなァ。

で、肝心の味なのですが。
これがね、おいしくないんだwwwこの前orlik吸った時より、今吸ってる
OldGowrieの方がうまいけど。コクがあるタバコがうまいのかな??

ドライでクールな感じはするけど、肝心の味がない。そんな感想。
どこぞの作家さん(未成年)のパイプを吸った時を思い出しました。そういえばあれは開口部を
狭くしてドローを少なくしてちびちび吸える様な仕様になってたけど、これもリップは狭いな。
それともVAじゃないとうまいのかなー?でもこんだけ金属の筒が通ってるって事は
それなりの味かなーとは思います。

ちなみにフィルター導入以前のFrank社のパイプはなかなかうまかったです。

これでうまかったらもう少しおいかけてみようと思ったのですが、実に残念。
次欲しいとは思わないパイプです。



追記:ちょっと修正。
終盤になってきたら結構うまいわこのパイプwwww あとからうまいとは盲点。
底まで吸ってから書かないといかんですな…。反省。
ドローがどうなるのか分からないけど、これでジュースとヤニが取れるとしたら
フィルターつきだと意外とうまいのかも???


アーリーアメリカンのパイプサイト、とは言ってみたものの、
なかなか他のメーカのものを買う機会にも恵まれず。
しかしながら何となく紹介しないのも気持ち悪いので、しばらく続けてアメリカのパイプを
何本か紹介したいと思います。



手始めはこちらLHSです。ぶっちゃけ詳細不明www
ただ、偉大なる先人TRINITY SCHOOLの通称校長先生が紹介されているのでそっと
引用させてもらいます。すんません。ありがとうございます。

LHSは1911年、ニューヨーク
でドイツ人のシュテルン兄弟が創業(Ludwig & Hugo Stern)。


だそうです。はい終了。
いやー分からないですよ。古いパイプメーカは。資料が無いし。



なんでコレから紹介してるのかっつーと一応理由がありまして、
どうもこれunsmokedなんですよ。つまり新品未使用。あれ?なんで?
まとめてひと山幾らのパイプ(通称Lotモノ/又の名を安物買いの銭失い)の中に入ってたのですが
どうも吸った形跡がない。
ボウル内部のアップですが削った跡がそのまま残っております。当然タールなどついてなく。



ただ、残念な事にホワイトバーのロゴは欠落してました。
絵の具でも買って来て埋めてやろうか…。



ステムを外した状態。
ネジ込み式になってまして、長いフィルタがついてます。シャンクの長さと比べると
随分とごっついのがついてます。ネジ込み部分は精度が良く、また未使用のため中心が
ずれるような事もなく。そこはしっかりしてて素晴らしい。

開口部が狭いのでドローが重そうだなーと思って眺めてたんですが、試しにそっと空吸い
してみるとやっぱり重い…。 
そう考えるとKaywoodieなんかはかなり内部を広く取ってるもんなー。
とか改めて気づかされたりします。


…あれ?空吸いしちゃったらもうunsmokedじゃない!?






スタンプ部分のアップ
左サイド
PARK LANE
LHS(diamond)
DE LUXE

右サイド
U.S. PAT. 1,908,630

底面
17

こちらのサイトからパテントの情報を見てみると、1933年に登録されたと
言う事で、当時売れていたKaywoodieのDrinklessの亜流である事がわかります。
(kaywoodieの使用してるDrinklessは1920年代から存在。)
また、LHSのトップモデルの Sterncrestが1940年代に5.00ドルとあったので、程度としては
Yello-Boleなんかと同じ位の価格帯。一般向けと言うか、高級ブランドではなかったらしいと
言う事がわかります。

”圧倒的ではないか、我が軍はっ!!”

↓グレインなんかも綺麗ですし、悪いパイプではなさそうです。
 そのうち火をいれてみようかしら…。

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