yello-bole... kaywoodie... etc //vintage American pipe collection.
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YELLO-BOLE 3617
Dublin shape/shank logo /ヴァルカナイトステム


という事で前回の続きです。
前回はアクリルの黄色いステムでしたが今回は黒いヴァルカナイト(エポナイト)のステム。
シャンクロゴのものです。シェイプは同じダブリン

基本事項のおさらいですが、Kaywoodie/Yello-Boleの4digit(4桁のナンバーが刻印されたもの)は
上2桁がグレードや仕様を表しており、下2桁はシェイプナンバーを表してます。
便利な一覧表はこちらとか。


ボウルのアップなんかから入りましょうか。
前回の#3617とは違い、ボウルに赤いステインが施されてます。
クロスグレインが見えたりするところを一枚。
トップにニスが塗ってあってピカピカと綺麗なのですが、これが剥がれてくるとどうにも
みっともなく情けなくなってしまいます。これは綺麗。

それとこの赤いトップカラーは結構脱色しやすいです。ラッカーが剥げてたりすると
色も落ちてたりします。



ステムのロゴのアップ。
#3617とは違い、ステムにもイエローサークルがあります。

例えば同じシャンクロゴでも自分の持ってる#3070Bなんかは、シャンクにサークルロゴが
ないです。同じシャンクロゴでもステムにロゴがあるのは比較的後年のもの(1930年代後半?)
ではないかと思ってます。



つづいてボウルの底の写真。
全体的に何となく黄色いのがわかると思います。
これが恐らく”Honey Cured”と言われるボウルを蜂蜜でコーティングした跡、なんだと
思います。結構綺麗に現存してます。

これも前回の#3617には見られない特徴。
ある程度使用されたボウルでも何か塗られた様な痕跡があったりするのですが、#3617には
見られませんでした。

となると疑問が残るのは、じゃあ何故Yello-Boleって名前なのか?? って事。
普通に考えると

ボウルに(黄色い)蜂蜜を塗る

リムに黄色いわっかが出来る

じゃあ名前もYello-Boleにして、ロゴも黄色いわっかにしようぜ!!

って流れだと思うんですが、それが見られないものがある。
可能性としてあるとしたら、このパイプの黄色いのは蜂蜜ではなく「黄色い塗料を混ぜた保護材」
で、それ以前はちゃんと蜂蜜を使ってるから使用すれば(若しくは経年劣化で)見えなくなってしまう、
って事くらいでして。これも推測なんですが。





フィルター部分のアップ。
フィルターは大きさ/長さ等で目立った変更点はなさそうです。

ただこの#3017は、テノンの内側にネジが切ってあります。#3617ではテノン部分の奥に
ネジが切ってありました。これが変更点かな。
こっちの方が作業は楽そうなきがします。や、何となく。






スタンプ部分のアップ
[KBBクローバー]
YELLO-BOLE
REG.US.PAT.OFF.
imperial(script)
CURED WITH REAL HONEY

反対側
3017

底面にはREAL BRUYÉRE

今までシャンクの中途半端な位置にイエローサークルがあるなーと思ってたんですが
#3617と比べてみて何となくその場所がつかめてきました。

この時期のものは「KBBクローバーの左脇」にロゴが打たれてます。

また、同じシャンクロゴでもこの時期になるとCURED WITH REAL HONEYの表記がつきます。
これも大きな変更点。REG.US.PAT.OFF.の文字も入るので、ちょうどこの前後で商標登録が
なされたのでしょう。と思ってます。
なのでその資料さえ見つかれば何となく製造時期が掴めそうなのですが…。

REAL BRUYÉREの表記についても不明。
これが一番よく分からないんだよね。製造ラインによってなのか、製造年によって違うのか、
原材料の仕入先が違うのか。そこがよく分かりません。
(※前回の『”ALGERIAN BRUYÉRE”表記は1935-36年に使われてるらしい』は、ebayのパイプ
セラーMR,缶氏のコメント欄に書いてあったものでした。その元ソースは不明。)

ただこの表記は後年になると”imported briar”という表記に統一されていくようです。
ここは要研究。
***
そして肝心の味ですが、#3617の方がうまい気がします…。正直あんまり面白くない味。
こっちは少し味が薄いような…。となるとやはり原料の産地が違うのでしょうか。

という感じで同じシェイプナンバーのパイプでもこれだけ違いがあるのです。
恐らく5年位しか製造時期が変わってないと思いますがかなり違う感じがします。
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YELLO-BOLE 3617
Dublin shape/shank logo /アクリルステム



シャンクロゴのY-Bで同じシェイプですが微妙に違うものが2本手に入ったので
比較をしてみたいと思います。

という事でダブリン。意外と好きかもダブリンて。
や、実は結構持ってるんです。たまたまですが。なんつーかこうシュっとしてていいですよね。
かっこいいなーと思う。



ステムのロゴ部分のアップ

と、書きたいんですが黒いドットがあるだけです…。
本来ですとサークルロゴが入る筈なのですが、前回同様古いものらしくシャンクには
ロゴがありません。
また、ステムもエポナイトではなく黄色いアクリル製です。
この黄色いアクリルをステム使ったパイプ、ってのはKAYWOODIEだとROCK AMBERAと
いう名前でして(※詳しくはこちら)1930年代の初めに作られたもののようです。

上記のKWDのステムには黒いクローバーがインレイされてますが、それを踏襲した形で、この
Y-Bにも黒いドットがあしらわれているのでしょう。
(自分は持っていないのですが、アクリルステムのYello-Boleで、ブラックのサークルロゴを
持つものもあります)

余談ですが実はこれ、ブラックドットのインレイが抜けてしまいましてww
届いた時には入ってたのですが、隣の部屋に持って来る間にぽろりと抜け落ちてしまいましたww
で、どうしたものかと思って鉛筆の芯の粉を何となく入れてあります。
なので本当はもっと漆黒です。





ショベルタイプのフィルターも現存しておりました。
ネジ込み式の長いタイプ。
ちなみにネジはテノン部分ではなく、もう少し奥(ちょうどロゴの部分辺り)に切ってあります。



ボウルの底面を写した一枚。
何度が吸っては掃除してるので木肌が見えにくくなってるのですが、特徴的なイエローケーキは
確認出来ません。
また、フィルターを挿すとボウルの底からフィルターの先端が覗くようになってます。
そのため煙道はかなり広く取ってあります。エアフローの面では良好なのですが、一方で
ボウル底面の穴が大き過ぎ、細かい葉っぱが落ちてジュース発生の原因になりがちなのが
少し厄介です。



珍しくリップ部分のアップ。
KWDのアクリルステムもそうなのですが、リップの開口部の割にステム内部はかなり細い穴しか
開いておりません。なので他のエポナイトのものと比べると煙の量が少々落ちます.
かといって吸いにくいとかドローが重いとかそういう事はないので、それはまぁいいのか。

リップ自体も少し小さめ。






スタンプ部分のアップ
[KBBクローバー]
imperial(script)
YELLO-BOLE

反対側には
3617
底面には
EN(ボウル部分)
ALGERIAN BRUYÉRE (シャンク部分)

KAYWOODIEの1937年カタログ
を見て気づいたのですが、ちょうどこれと同じ位置に
サークルロゴが打たれてます。場所としては「グレード表記の上」って事になるのでしょう。

それと見にくいのですが3枚目の写真。
ボウル底面に"EN"の刻印があります。これが何を表すかは不明。全くわからん。

##自分の手元の資料を見たら”ALGERIAN BRUYÉRE”表記は1935-36年に使われてるらしいと
書いてあるんですがソースの信憑性がないので一旦保留。


まあそんな訳で次回につづく。。
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