yello-bole... kaywoodie... etc //vintage American pipe collection.
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Yello-Bole imperial #3167
Small billiard, long shank, short bit

という事でカナディアンだかリバプールだかそんなシェイプのYello-Bole。



先に書いておくが今回はTipsが満載なので心して読む様に。
コレ読んでちょっとアレすれば夏休みの宿題もバッチリOK!!って位情報満載!!

(ただ未成年が喫煙具に関する自由研究を発表するのは好ましくないとは思うが…)



冗談さておきどーん。 いきなり核心にどーん。
通称crown logo。通称、と書いてみたが誰もこのパイプについて論じた文章は殆ど見ないし
結論が出たのも見た事ない。今日はこの謎に迫ります。 世界ふし○発見!!



初期imperialグレードに特徴的な金属のテノン。
何でも”metal bushing and slotted tenon insures strength without binding”との事で
きつくなったりゆるくなったりしないでイイ感じ、みたいな事ですかね?
汚れが溜まると固着してしまい個人的には大嫌いなのですが。



フィルターも残っておりました。
コレはネジ込み式ではなく挿し込むタイプ。(ここちょっと大事)
このショベル型のフィルターもジュース除去以外にボウル内に溜まったタールをガリガリするのに
使えるそうでして。その脱着の際に緩くならないようにテノンを金属にしたのでしょうか。





スタンプのアップ。
ラッカーフィニッシュな上にラッカーにクラックが入ってしまい読みにくいですが
目視では充分に判別可能。

[KBBクローバー]
YELLO-BOLE
REG.US.PAT.OFF.
imperial(script)
CURED WITH REAL HONEY

反対側
3167


とまぁそんな感じでいつも通りデータを先に並べてみました。
このパイプ1941~42年製の、ちょっと変わったパイプだと思います。
そして、もしオクで見かけても買う必要はないと思います。レアですが
買う必要はないと思う。

何故って?知りたい?

とまぁそんな訳で色々と考察に入りたいと思います。気になる方は続きをどうぞ。
はい。わざわざ分けてみましたww
何から書いていきましょう。

年代の話し。何故これが1941~42年と断定出来たか?と言う事ですが
まずは画像からだな。こちらをどうぞ。



「ところでこれを見てどう思う…」
「すごく…クラウンロゴです…」

これ左が1941年の広告、右が1942年の広告です。
それぞれクラウンロゴのYello-Boleが描かれてるのが分かると思います。

ちなみに他の年の広告を見ても通常のイエローサークルの描かれたパイプが
広告に載ってます。なのでこの時期に生産されたimperialグレードのパイプには
クラウンロゴが描かれている、と考えるのが適当でしょう。

では何故、クラウンロゴが採用されたのか?
もう一歩踏み込んでみたいと思います。

とここで登場するのがKB&B社の歴史について記載されてるS.M.Frank社のページ

こちらの真ん中辺りにブライヤの供給について書かれてるところがあります。
ざっくりと機械翻訳をかけるとこんな感じです。

”1941年に早くて、KaywoodieはMission Briarかマンザニタと呼ばれるドメスティックに生い茂っているブライアー木のプロジェクトを始めました。 この木は地中海ブライアーと植物に同じです。 太平洋のBriarwood社(KBB子会社)は、カリフォルニアのサンタクルーズ山脈のスロープで成長しながら、タイプが植林する節を取り入れ始めました。 しかしながら、喫煙の特性は全く同じくらい良くはありませんでした、そして、プロジェクトは戦後に捨てられました。”


1941年…?

つまりはこういう事です。
このパイプは1941年頃にアメリカ国内のブライヤを使用して生産されたパイプであり、
他のパイプと区別をする為にクラウンロゴが採用された。


と考えるのが適当なのではないでしょうか?

そしてそれを裏付けるひとつの証拠があります。
このパイプ

お い し く な い で す w w w w w 

これがさっき「買わなくていい」って書いた理由ですww
もうね、ホットで味が無くてね、どうしょうもない味ww
昔は意外とうまいと思ったんだけどなー。やっぱりだめですよ。これ。
という以上の情報を元にこのパイプは1941年から42年生産、と結論づけます。

========
と、ここで閑話休題。
Yello-BoleのDatingに関するお話。

長くなって来たのでざっくり書きます。
という事で1942年頃まではimperialグレードでも金属テノンが採用されていた、と考えるには
充分な訳です。43年以降は戦争も激しくなってきて物資が不足して来たので、kaywoodieでも
シンクロステムを採用してないモデルが作られていたらしいです。
なのでimperialグレードで金属テノンではないものは、少なくとも1943年以降ではないか、と
考えております。

それとフィルター。
シャンクロゴのYello-Boleは1937年頃まであったと思われるのですが、シャンクロゴのフィルター
は全てネジ込み式でした。しかしこの頃になると挿し込み式に変わります。
つまりフィルターを見れば少なくとも41年以前、以後というのは概ね判断出来るのでは?と
思っております。

じゃあフィルターが現存してないのはどうするんだよ?
と思ってふと考えました。ひょっとしたらテノンの内部にネジが切ってあるのでは…。と。

しかしこれは結果NG。
何本か見てみましたがテノン内部にネジを切ってあるものはありませんでした。
(imperialグレードの金属テノンは別)なので年代判定には使えず…。残念。

駆け足になってしまいましたが質問等ありましたら気軽にどうぞ。
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コメント
この記事へのコメント
詳細なdatingガイド、素晴らしいです。

アーリーアメリカン嫌いを公言してしまってる自分ですが(笑)アーリーアメリカンの関連情報がほとんど国内のネット上に上がって来ないことは残念に思っています。vxさん孤軍奮闘の感も否めませんが、参考にしている人も多いはず。是非この調子でがんがってください。
2007/08/12(日) 14:45 | URL | おb #KwZbu31Y[ 編集]
>おbさん
ありがとうございます!!
なんだかすっかりマイナー道ですww

まぁぼつぼつやりますよ。
データがたくさん欲しいので、個人的には
もっと集めてる人が名乗り出てくれると
嬉しいんですがね。

アメリカのパイプもいいもんですよww
とはいえ俺最近英国ものにぞっこんですがw
2007/08/17(金) 23:09 | URL | vx #-[ 編集]
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